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アルガ川に架かる中世の橋を渡った後、プエンテラレイナでの慈善活動が長い伝統の修道女地区に入ります。
旅程
続いてサンチアゴ巡礼道は、土の道を踏みしめながら谷底を通っていきます。ゴシック様式のサンペドロ寺院があるマニェルのに到着する前に、バルゴタ病院の廃墟が姿を現します。
岩だらけの丘に多くの中世の遺跡とともに姿を現すのは、バスク語で「マムシの巣窟」を意味するCiruqui(シラウキ)です。
Yerri(ジェリ)渓谷へと下る前に中世のUrbe(ウルベ)の廃墟が見えてきます。Lorca(ロルカ)でローマ様式のサンサルバドル教会を訪ねるのもよいです。Villatuerta(ヴィジャトゥエルタ)へはIranzu(イランス)川に架かる2つ目のローマ様式の橋を渡って行きます。
1000年前のサンチアゴ巡礼道はEstella(エステジャ)を通っていませんでした。(Lizarra(リサラ)という古い村にバスク人たちの村がありましたが、Ega(エガ)川に街はありませんでした)当時は、VillatuertaからMonasterio de Irache(イラチェ修道院)へ直接向かっていました。Estellaはこの巡礼道のために生まれた町で、何世紀もの間、町にはナバーラ人、フランス人、ユダヤ人が共存していました。 この行程では、ログローニョ~パンプローナ間の自動車道路工事のせいで巡礼者が出くわすいくつかの迂回路に特に注意が必要です。その迂回路により歩行距離はかなり長くなり、予定より大体5kmほど余分に歩くこともあるでしょう。場所によって路面は赤っぽい粘土なので、靴底に容易にくっつき、それが巡礼者にとって負担になることがあります。
この行程の地形に関しては、前の行程のように登り降りが続きます。ただ、マニェルに到着する前にはその苦労は報われます。それは、プエンテラレイナから3kmの辺りから始まり距離にすると1kmほどのところです。とにかく、エステジャの聖墳墓教区教会を目にし、シラウキにある石畳の魅力を元のままに留めているローマ人が建設した石畳の道を通る時、旅人が出会うどんな苦労も、 それだけの価値あるものとなるのです。
見どころ
En Villatuerta:ビジャトゥエルタ
エステジャの隣のこの町では、12世紀の後期ローマ様式建築で、美しい鐘塔を守り、14世紀末に改築され、18世紀半ばには聖墓室が付け加えられた聖母昇天教会がひと際目を引きます。また、ヴィジャトゥエルタには、部分的にですが、16,17,18世紀の家が多く立ち並んでいる場所があります。Grocin(グロシン)やArandigoyen(アランディゴジェン)へ向かう道との合流点には円柱形の軸の上に真っ白な十字架が掲げられています。
En Estella:エステジャ
エステジャは、現在のクルティドレス通り沿いを埋め尽くし、巡礼道で勢いづく商業で利益を得たフランス人の町として、1090年にリサラ城の庇護の下誕生しました。
アラブ様式の名残りを留める正面入口と教会内には3つのゴシック様式の広間を持つサンペドロデラルア教会とその回廊や、ナバーラ王宮、サンミゲル教会、サントドミンゴ修道院、プイ聖母教会(エステジャの心引き付ける祝祭の守護聖母)のような特に素晴らしい多くの歴史的建造物がエステジャにはあります。この町は、地域の首市として巡礼者が必要とするであろう全ての設備を提供しています。