21.7.09

サンジャックへの道

DVD『サン・ジャックへの道』が安くなったので少し前に買ってみた。
レビュー通り「ハートウォーミング」な作品だ。
ストーリーも良かったけど、私が印象深かったのが、電波が良い場所にくると皆、携帯電話しまくるシーン。
巡礼というと世俗から離れた印象があったけど、そうだよね。
家を2~3ヶ月空けるんだから、普通誰かに家のことを頼んでいくだろうし、(うちには猫がいるし)
家族や仕事の心配だってある。家族だって心配だろう。
私が歩くのはいつになるやら・・だけど・・・公衆電話って訳にはいかないのかな。


13.7.09

Somewhere Over the Rainbow 日本語訳してみました

Somewhere Over the Rainbowは1939年のミュージカル映画「オズの魔法使い」の中で歌われた劇中歌で、現在に至るまでに数多くのアーティストにカバーされている。
先日ご紹介した曲は、Israel Kamakawiwo'le氏(イズラエル・カマカヴィヴォオレ,1959-1997)が
ハワイアン音楽の基礎を築いたGabby Pahinui氏(ギャビー パヒヌイ,1921-1980)に捧げたもので、
歌詞も少しアレンジされている。

カマカヴィヴォオレ氏が音楽を始めたのは11才の時。今日でも伝説のギタリストとして語られるパヒヌイ氏の音楽は、当時イズラエル少年にとって虹の彼方のように手の届かない、憧れの存在だったことだろう。

イズラエル少年にとってのパヒヌイ氏、『小説家をみつけたら』のジャマール少年にとってのフォレスター氏。音楽と文学の差はあっても、憧れや夢、そして夢を叶えるためには勇気が必要というところで共通し、
詩がさらに心にしみる。

私がこの歌で好きなのは、夢の世界の美しさや願いごとだけではなく、現実の世界にも美しさを見出し、それを強調しているところだ。
私達の体はこの世にあって、この世で自分が選んで行動したことの積み重ねが明日を作る。
現実の世界にある美しさを知り、肯定し、それを糧に、時には辛い現実とも向き合いながら、
虹の彼方でも煙突のはるか上の世界でも、行きたい所を目指しながら行動していく。
そうすることで、夢に一歩一歩近づくのだろうし、幸せがあるのだと思う。

そんなことを考えたらしみじみしてしまった。
一行一行訳しながら、「そうだよね」「うん、うん」なんてうなづく自分がいる。
最後のところは、「僕だって追いかけていいよね?」や「ぼくだって夢を追いかける勇気をもてるよね?」という訳も浮かんだ。その時の状態でどれもありえるかな。。
ちゃんとCDを購入したら、プロの翻訳家によるビンゴな訳詩が読めるだろう。。。
図書館にあったら借りてみようかな(私ってケチね)

でもここは、多少日本語の語彙不足を感じながら、自分の感性にゆだね、楽しみながら訳してみました。



[日本語訳]

ずっと高い虹の彼方に
いつか子守唄で聞いた
あなたが追い続けた夢がある
虹の彼方では
青い鳥たちが飛び
あなたが追い続けた夢がある
夢って本当にかなうんだね
いつか星に願いをかけよう
目覚めたら雨雲は僕のずっと遠く後ろの方にあって
嫌なことはレモン飴みたいにとけてしまいますようにって
煙突のてっぺんの真上、高く高く行ったところ
そこが僕のいる所さ
虹の彼方で
青い鳥たちが飛ぶ
あなたが恐れず追い続けたその夢を
僕にだって追いかけられないはずはないよね?

緑の木々や赤いバラが何本も見える
そのバラ達が、これから僕らのために咲いてくれるのを
僕は見守っていくよ
そうして、そっと心に思うんだ
この世はなんて素敵だろうって

青く晴れた空や白い雲、日の輝きも見える
夕暮れは僕のお気に入り
そうして、そっと心に思うんだ
この世はなんて素敵だろうって

空にかかるとってもきれいな虹の色が
道行く人たちの顔にも映ってる
「こんにちは」って言いながら
友だち同士で握手してるのが見えるけど
本当は「君のことが大好きで、とても大切に思ってる」って言っているんだよ
赤ちゃんの泣き声を耳にして
僕はこれからこの子達が成長していくのを見守っていくよ
ぼく達がこれから知るであろうことよりも、
ずっとずっと沢山のことをこの子達は学んでいくんだね
そうして、そっと心に思うんだ
この世はなんて素敵だろうって

いつか星に願いをかけよう
目覚めたら雨雲は僕のずっと遠く後ろの方にあって
嫌なことはレモン飴みたいにとけてしまいますようにって
煙突のてっぺんの真上、高く高く行ったところ
そこが僕のいる所さ
虹の彼方で
青い鳥たちが飛ぶ
あなたが恐れず追い続けたその夢を
僕にだって追いかけられないはずはないよね?

2.7.09

小説家を見つけたら ~ オルフ

『小説家を見つけたら』の音楽でもう1曲、心惹かれたのが
Vier Stucke Fur Xylophon: Gassengauer nach Hans Neusiedler
エンヤの曲にも似ている感じがしたのだけれど、何せ曲名が分からなかったので探すのにちょっと苦労しました。見つかって大満足o(^0^)o
そして作曲家を知ってびっくり。オルフなんですね!!
オルフと言えばカルミナ・ブラーナ。携帯の着メロにしてたことがあるくらい好きです。
その時も聞いた瞬間に衝撃を受け、曲名を探しまくったことを覚えています。
「またあなただったのね(は~と)嬉しすぎる!!」今はそんな気持ちです。
では、Vier Stucke Fur Xylophon: Gassengauer nach Hans Neusiedlerと
Carmina Buruanaを2本立てで。



小説家を見つけたら

気に入ってしまった映画があったので紹介させてください。
『小説家を見つけたら』


あらすじ・詳細ははこちら→ http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD32460/index.html

「感動する」ってこういうのを言うのでしょうか。
見てるときは特に何かこう涙するとか、そんなことはなく、
とにかく、途中で見るのをやめることが出来なくて、ただただ見ていただけ。
それでいて、終わったら「ぐぐぐ」っと胸にきて、ちょっと苦しいほどでした。
 Somewher Over the Rainbow/ What a Wonderful Worldがまたよくて・・・
もしかして、最後に来た「ぐぐぐ」はこの曲に来たのかもしれない。。。
と思ってしまうくらい心にしみる曲です。



P.S. これを書き始める前には確かにアマゾンで在庫ありだったこの映画のDVDが今見たら売り切れていた~
皆感動したのね~  あ~すぐ買うんだった( >_< )
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追記:Somewhere over the rainbow の動画を変更しました。
   『小説家を見つけたらら』の中古DVDを購入いたしましたv(^o^)v

今どれだけ散歩したの自分?!

記録をさぼったので問いかけて、計算してみた。あまりにも怠けすぎていたので、「もしや700km位歩いてしまってもう着いてしまうのでは?!」と思ったが・・いらぬ心配だった。。
ガイドブックを見てみると、今計算上ではHornillos del Camino という村にいて、距離は出発してから
797km分の278km。「思ったより進んでないな」などとほっとした。
人生80年で計算すると、約3分の1過ぎたことになるから、え~と(計算中)、27才か。ふ~ん・・微妙。
実年齢は人生の半分ほど(いや、正確には少し過ぎたが)。
そうね、3分の1から2分の1に来るまで「あ!」という間だったな。。
27才の自分に戻って、これから13年の過ごし方をアドヴァイスするとしたら何て言うか考えてみる
。。。考え中。。。。
「色々あるけどやりたいことやりなされ。途中でやめてもいいけど、全部やめるのはだめよ。10個首突っ込んで5個途中でやめたら5個は成し遂げよう」かな。
旅程の訳も成し遂げるほうに入れたいな。その前に大学の卒業だ。
今度の日曜日に科目試験がある。合格すれば卒業にまた一歩近づく。祈合格