私がサンチアゴ巡礼道の存在をテレビ番組を通じて知ったのが2002年の12月。
2003年は年明けからEl Camino de Santiagで頭の中がいっぱいになりました。
そして、前々から興味のあったアイルランドのダンスに初めて触れたのが2003年の10月。
私にとって2003年はCeltic Yearとなりました。
以来Irish Dance & MusicとEl Camino de Santiagoは、私のこころの中で何か故郷のような
存在となっています。
そして、このブログを書き始め、「どうして他の何物でもなくこの2つなのか知りたいな」と思い
ちょっと検索したところ、下のYouTubeがヒットしました。
Pat Flannery先生の講義 Irish History - Spain & Irelandです。
英語なので完璧には聞き取れませんでしたが、とても興味深い内容です。
http://jp.youtube.com/watch?v=FJn7KSmZQSk
大陸のケルト人が北部スペインからアイルランドに渡り、
貿易、出稼ぎ、教育、宗教などにより交流が続きました。
イギリスという共通の敵の存在も2国の仲を親密にしたのでしょう。
アメリカの故郷がヨーロッパなように、アイルランドの故郷がスペインという
メンタリティがあるようです。
大変お恥ずかしい話ですが、私はこのビデオを見るまでケルト人が大陸出身とは知りませんでした。
3年前にポルトガル南部で見た、巨石遺跡「クロムレック」は、アイルランドから来たケルト人が作ったと思っていました。
ビデオはPart1から10まで合わせて約100分。ちょっと長いけれど視聴者のコメントを
読みながら見るのも面白いので興味のある方にはお勧めです。